今回のモニターツアーは浅口市でも北に位置する遙照山方面をご案内ということで、鬼の手形岩に続き、もう一つ鬼伝説のある遙照山温泉まで、バスで移動しました。


健脚の方は登山道を登れば丁度良いトレッキングコースとなっていますが、

今回はモニターツアーということで、バスで楽に登りました。
鬼退治に来た吉備津彦命に怪我をさせられた鬼たちが、温泉に入ってすぐに元気になった。そこで、吉備津彦命は湯元を埋めて鬼を退治した。それから温泉は冷泉になった。
こんな伝説のある温泉の源泉を管理人の瀬戸川照茂さんから説明を聞きながら見学させてもらいました。普段は閉まっている蓋を開けてもらっての見学です。

冷泉なので、沸かして温泉にして、湯治に使ってきたそうです。今でも名残は休憩室にあります。お茶の用意とともに、枕がおいてあります。ゆっくり体を癒していたんですね。
温泉に入りたい気持ちをぐっと我慢して今回は見学だけで、次の薬師堂へ、5分ほど歩いて移動です。
遙照山の山頂にある薬師堂までは、急な山道で やや辛かったです。実は車で上がる道もあるのですが、散策も目的に入っているので、歩いて・・・・・・。
正式名称は遥照山厳蓮寺薬師院という天台宗のお寺です。
本尊の石仏が南面は薬師如来、北面は釈迦如来という2仏1体の非常に珍しい像であるため「両面薬師」と呼ばれ親しまれています。一説には海から引き揚げられたともいわれているそうです。
そして、この薬師堂の下に、鴨方町・金光町・矢掛町の境があります。

というような説明を瀬戸川住職から伺いながら見学をさせていただきました。
あっ!気づきました?住職は遙照山温泉の瀬戸川さんの息子さんです。
境内にとても大きな松があります。浅口一大きな松だそうです。

松くい虫に負けないでね!!!
この後は待ってました!昼食です。
ゆっくり新緑を楽しみながら歩いて遙照山ホテルに到着しました。
外の景色の見えるレストランで、「オリジナル創作ランチ」をいただきました。


デザートは、冷泉を使った水ようかんと、特製ジャム入り蒸しパンでした。
(残念ながらスタッフは別メニューでしたけど(ー_ー)!!)
みなさんおいしかったですか?
                              つづく