浅口市鴨方町六条院中の地名です。
真山戸山には真止戸山神社があります。こちらも読みにくいです。


真山戸山は「まつばさ」と読みます。 整い・備わった地であるという意味がある「まつぶさ」から転じた地名であるといわれています。
真山戸山にある神社が真止戸山神社です。
こちらは「まとべやまじんじゃ」と読みます。ややこしい。

真止戸山神社は素戔嗚尊の霊である牛頭天王をまつっていたため「牛頭天王宮(ごずてんのう)」といわれていました。
しかし、明治維新の際神仏分離の命により、牛頭天王などの仏語を持って神号とすることを禁止され、(地名により)真止戸山神社と改められました。

祭神は 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
氏子は約1000戸
摂末社は 住吉神社・向日神社があります。向日神社は真止戸山神社の向かい側の石段を上ったところにあります。

絵馬殿には絵馬が10点ほどあり中に1点算額があります。
大きな杉の木が何本もあったり、フクロウの巣立つ木があったり、自然の残るきれいな境内は、代々の宮司さんの手入れのたまものでしょうか。
昔から変わらない神社のたたずまいは、心が安らぎます。
真止戸山神社から六条院西に向かう道(西方向)には、両側から樹木が生い茂り、夏でも木陰は涼しげで、歩くのにも気持ちの良い道です。