金光町の占見に鬼の手形岩という伝説の岩があります。
ここは金光の大宮神社の近くにあります。


鬼の手形岩の伝説とは・・
むかし、力自慢の鬼が大岩を池に投げ込もうとしたが、届かずに道の上へ落ちてしまった。困った村人達が力を合わせて、この大岩を動かそうとしたが、びくともしない。この様子を見ていた鬼は、もとに返してやろうと大岩を投げたが、なかなか元通りにならない。そこで鬼は満身の力を込めて思いきり投げつけると、大岩は山の中腹にめり込んだ。手が痛いので見ると、手の皮が破れ、血がにじんでおり、岩には手の形がはっきりとついていた。
というものです。
まず、先日お世話になったおばちゃんに会わないかなあと大宮神社にお参りしました。
大宮神社には日吉神社も一緒に祀られています。

車を置かせてもらったお礼もかねてお賽銭をと思ったらお賽銭箱がみあたらない・・・
拝殿横にお賽銭箱の前に何やら座っている でそこにお賽銭を入れて「今日もいいことがありますように」とお願いする。

そこから地図を片手に今日は一人で、歩いてみました。。
まず、道満の墓の横にあった荒神社にお参りをして、そこから近道をしようと細い道をすすむと・・・

お墓がたくさんあり、少々心細くなってきたところへ、小さいお社を発見。何かを植えたあとを発見。きっとこの道で正解 ! と思いきや!!果樹園を通り、畑を通り、やっとのことで道に出ました。遠回りのようでも地図通りに来ればよかったと思いましたが、
遅かった。
目印の加賀池につき、池の横の道を池に沿って歩くと、手作り感満載の登山道の看板を発見

ここは通り過ごして、池の外れまで歩くと、「鬼の手形岩」の看板がありました。
そこから山に入り、「どんなところなんだろう」と思いつつ、歩いていると、
すぐに看板発見!!
安倍晴明の墓などを見つけた時と同じく「えっ?ここ?」という感じです。


大きな岩に指の形のくぼみがあります。
この岩のくぼみから、「鬼の手形である」という伝説がうまれました。
浅口市にはそのほかにも伝説がいくつか残されています。
伝説が残っているということは、人々がその話を信じ、語り継いできたということです。
大人が話す物語を子供は素直に信じ、また子供に話して聞かせる。
そういうことをこれからも大事にしていきたいと思います。
伝説がうまれ、語り継がれる。そこにロマンを感じます。