2月10日(金)、井笠広域観光協会主催、女子限定「冬のつまみ食いツアー」の「ナイト☆ツアー」に行ってきました。
 岡山天文博物館→星尾大明神→星空間(夕食後、天文博物館の粟野館長の解説で星空観察)というコースです。


天文博物館では、職員の二村さんから観測所の施設についての説明を聞きながら見学しました。丁寧に説明してくださり、とても分かりやすかったです。

続いては、リニューアルオープンしたばかりのプラネタリウムで、冬の星座についての解説の後、宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」を見ました。映像がとても綺麗で迫力満点です!

原作を読んだことがなかったので、じっくりと読んでみたいと思いました。
3月4日(日)まで上映していますので、興味のある方はぜひ、ご覧ください。
次に向かったのは、井原市美星町にある「星尾神社」です。


現地では、セイビ株式会社取締役営業部長の原田伸次さんが出迎えてくださいました。原田さんから参拝の時のお賽銭5円と記念品の卓上カレンダー、美星町観光協会からは懐中電灯をいただきました。


まず始めに、星尾神社の創設秘話や参拝等についての説明がありました。
1218年頃、この地に流れ星が落ち、人々はこの星を神の使い「明神様」として厚く信仰し、ほこらを建てました。この時空中で三つに分かれて落ち、落ちた三カ所に「明神社」「星尾神社」「高星神社」が建てられたそうです。
また、星尾神社に参拝する際は、行き帰りは必ず左端を歩かなければなりません。中央を歩く神様とぶつからないためです。星尾神社の神様は大変厳しい神様なので、神様の怒りにふれてしまいます。参拝される際は、お気をつけください。

 境内では、先程頂いたお賽銭をお賽銭箱に投げ入れます。皆さん神妙に手を合わせていました。参拝が終わり境内を降りる頃には、辺りは真っ暗。先程の懐中電灯が役に立ちました。
次に向かったのが、井原市美星町宇戸にある星空間の「耕せ食堂」です。
こちらでも引き続き、原田さんにお世話になりました。

敷地内にあるイルミネーションが綺麗です。
入口には、お洒落な薪ストーブが置いてありました。

さて、皆さんお待ちかねの夕食!


メニューは、美星豚・明治ごぼう味噌鍋です。お肉とごぼうを一緒に食べるのがおすすめです。お肉が柔らかく、味噌鍋なのでごぼう独特の臭いも気になりません。料理が美味しいので会話も弾みます。あっという間に完食です。
 食事を頂いてお腹一杯になった後は、美星天文台の駐車場に移動し、粟野館長の解説で星空観測です。あいにくのお天気で、ぼんやりとしか星を見ることが出来ませんでしたが、参加者は、寒空の下、館長の解説に熱心に耳を傾け質問をしていました。プラネタリウムで冬の星座を事前に勉強していたおかげで、館長の解説がより一層頭の中に入りました。
 星空観測の後は、「耕せ食堂」に戻り暖かいコーヒーを頂きました。冷えた体が温まります。行き届いたお持て成しに、体だけでなく心も温かくなりました。