鴨方町の鴨山(長川寺の裏山)には磨崖仏があります。


磨崖仏とは自然の岩に直接彫った仏像です。
鴨山には西国三十三か所観音霊場めぐりができるように小さな石仏が寺名とともに遊歩道に沿って並んでいます。
その中の6つが磨崖仏となっているらしいのです。
三十三か所めぐりはもっと涼しい時期にするとして、今回は磨崖仏だけ見るつもりで車で長川寺の前を通り、鴨神社の境内の横を抜けて、遊歩道の階段を見つけて何とか車を置きました。駐車場ではないけれど車を置くところもあると聞いていたのに狭い!?
でもとりあえず階段を上がってみる。

いくつかの小さい石仏に出会う。

でもすぐ見つかるはずの磨崖仏が見当たらない。
道はどんどん登って行く・・・・・不安になりつつ登りきると今度は下り道がずっとつづいている。
少し登るとみつかるって聞いてきたのに・・・
とりあえず下ってみる。

少し先に遊歩道の柵が見える。(助かった!ほっ)
そこまで行くとなんと舗装された道?広い!車が置ける。???
ここだったのか?車がおけるところって。

(実は最初に上がった道は鴨山ではなく、遊歩道がある稲荷山のほうだったということが後で判明。)
ここから遊歩道で山に入ると小さい石仏があり、もう少し登ると・・・・
ありました。磨崖仏。


ここまでで、もう体力と気力がなくなりかけたところへ スズメバチが飛んでいるのを発見。山の中一人なのに刺されたら大変! そそくさと降りてきてしまいました。
もう少し登ると一番大きな磨崖仏と、鴨山城跡の石碑と、開けた景色を見ることができたらしい。結局大事なところは見ていないという残念な結果でした。
ということで、一番大きな磨崖仏と、鴨山城跡の石碑と、開けた景色は後日の報告とさせていただきます。
鴨山城は連郭式山城で、第4郭は大きな石材を使用した野面積(のづらづみ)の石垣でかこまれていたそうで、遊歩道や林道沿いに大きな石をたくさん見かけました。