【名前の由来】
明治24年(1891年)に北海道厚岸(あっけし)町の牡蠣(かき)島で発見されました。アッケシソウはその町名を取って命名されました。
(別名 サンゴソウ・ヤチサンゴ・クラブグラス)



【科・属】
アカザ科・アッケシソウ属
【生態】
・波が直接あたることの少ない海岸の入り江や塩田、干拓地など塩湿地に生育する1年草
・茎は多くの枝に分かれ草丈は10〜40?
・葉は退化して鱗片状になっています。
・日本での花期は8月から9月で上部の節に6個つきます。
・秋には全体が緑から赤へと色づき、その見た目からサンゴソウ、ヤチサンゴ(谷地=湿地のこと)、クラブグラス(crab-grass蟹の草)とも呼ばれます。
【分布】
北半球に広く 分布し、日本では現在、北海道、岡山県、香川県で生育が確認されています。
(浅口市寄島町が本州唯一の自生地)
【絶滅危惧ランク】
絶滅危惧種?類(絶滅の危険性が増大している種)